いきなり大きな声が聞こえてビクッと肩が上がった。
声の主は美華だった。
となりにそうちゃんを連れて、私たちの元にやってきた。
「仲直り、したんだね!!」
「う、うん、おかげさまで。」
「動画、撮ってくれてたんだって?ありがとな、大澤。」
「大事な大事な香澄と、その彼氏のためだもん!!よかったー!仲直りして!」
と、心からホッとした様子の美華。
いつも人の事でも自分の事のように一緒に考えて、行動してくれる美華が大好きだ。
「君、やるね~!男の俺ですら惚れちゃうぜ。」
動画を見たのか、そんなことを言うそうちゃん。
大学生になり、なんとなく大人の男になった感じがする。
「本っ当に、ラブラブなんだよ!もうこれは絶対将来結婚するよ!」
大はしゃぎの美華。
「結婚て、気が早いよ~。」
「ま、俺はそのつもりだけどな。」
なんてサラッと言うから。
いつもいつも不意打ちすぎて反応に困るんだよなー....
「香澄、顔赤くしちゃってかわいー!」
「香澄も、ちゃんと恋知ったんだね。」
美華とそうちゃんに言われ、余計に顔が熱くなったのがわかった。

