【完】恋なんてするものか!






ワイワイガヤガヤと賑わう教室内。




私たちのクラス以外もほとんどの学年、クラスの人が居残りで学園祭の準備をしている。





雑談も混じえながらみんな楽しそうに準備を進めていた。




教室の内装は、少し可愛らしくポップな感じに仕上げることになっている。




色画用紙や風船などを使い、カラフルな内装になる予定だ。




「これどう?」




「すごい可愛いじゃん!!いい感じー!」




こうやってみんなで学園祭をするのも今年が最後だと思うとすごく寂しい。




だけどだからこそ、本気で楽しもうって思ってる。




「あ!私ちょっと倉庫からガムテープもらってくる!」




「終わっちゃった!?おねがい!」




内装作業で使用していたガムテープが終わってしまったため、倉庫までもちに行くことにした。





教室を出ると、ほかのクラスの子達も忙しく準備を進めているようだった。





倉庫に向かって歩いているときだった。





「あ、香澄ちゃんだー!!」




正面から歩いてきて、私に声をかけてきたのは今会いたくない人ナンバーワンの宮本さん。




ニコニコと笑っているけど、目が笑ってないのは一瞬で分かった。