【完】恋なんてするものか!






「起立、礼。」




「「さよならー。」」



先生に向かって頭を下げ、放課。



部活や用事で帰宅する生徒もいるけど、ほぼ全員が居残りだ。




「香澄!やろ!」




「おっけー!!」




私たちのクラスはクレープ屋をすることになっている。




私と美華は内装担当。



他にもメニューを考えたり、提供用の小物を作ったり、衣装を作ったり。




衣装と言っても簡単なエプロンを手作りすることになった。




女子は好きな色のギンガムチェックの生地でエプロンを作る。



そして頭にはエプロンと同じ色のギンガムチェックのカチューシャをする予定だ。




私的にはそんな女の子!みたいな格好本当はしたくないんだけど、決まってしまったからには着なきゃいけなくて......




男子は黒一色のエプロン。



そっちの方が良かったなー、と心の中で思った。




まあ、1部からは男装して欲しいなんて意見もあったけど。



男装は男装で恥ずかしいから渋々女子用のエプロンをすることにした。





ちなみに梓と凛ちゃんのクラスはチョコフォンデュをするらしい。




クラスメートの子で機械を持っている子が何人かいたから持ち寄ってやるんだって。