【完】恋なんてするものか!





本当に、いい友達を持ったなって思う。




これなら、何かあった時も大丈夫。




宮本さんになんて負けない。



私と梓の仲を裂こうとする人たちには、絶対に。




「香澄ちゃんは、ひとりで抱え込むところあるからほんの少しのことでもちゃんと頼ってね?」




「ふふ。うん、ありがとう。わかった。」




「じゃあ、また話そ!またお昼休みとかお邪魔しにいくね!」




「はーい!またね!」




こうして凛ちゃんとはわかれた。



心強い味方がたくさんいてくれる。




何があっても負けないと、私は心に誓った。





***




あれから時はたち、とくに宮本さんからの攻撃はなく、2学期を迎えた。




夏休み中は、登校日があったり、梓とお祭りデートしたり、美華とショッピングに行ったり、ダブルプールデートをしたりと。




高校生活最後の夏休みを存分に楽しんだ。




夏休みがあけ、私たちの学園では10月に行われる、一大イベントを控えていた。






「えー、学園祭まで1週間を切りましたがー...」



そう。それは学園祭。




高校3年生の私たちは今年で最後。



一般公開もあり、毎年大盛況してる。




学園祭当日まで1週間を切り、準備も大詰め。




授業の時間を使ったり、放課後残って作業をしたり。




でもこうやって、クラスのみんなでワイワイひとつの事ために作業する時間も、嫌いじゃない。




今日も、帰りのホームルームで先生の話を聞いたあと、みんなで居残りして準備をする。