う、わ.....
可愛らしい顔して、中身、 真っ黒なのね。
先程の女の子らしい姿はどこにいってしまったのか。
本当に同じ人なのかと、疑ってしまうほどの人の変わりようだ。
これ以上断ってもっと面倒なのことになるのは嫌だったから渋々付き合うことにした。
毎度おなじみ、人のいない空き教室に連れてこられる。
「で?なに。」
あえてイライラを全面に出しながら、そう問いかける。
「あんた、本当に梓くんと付き合ってんの?」
「だったら?関係なくない?」
もう可愛こぶるのはやめたのか、私を睨みつけ、低い声で話しかけてくる。
「ふーん...」
そういうと、私の全身を舐めまわすように見る。
ていうか、私あなたの名前も知らないんだけどね?
そんな人からとやかく言われる筋合いなくない?
まあ、梓に告白してるわけだし、梓のことを好きなのはわかるけどさ。
「でもさ。あなたみたいな女、梓には似合わないでしょ。」
「ふふっ。」と、私をバカにしたように笑った。
またこのパターンか.....
たしかに、女の子に人気な梓と付き合ってるわけだし、梓のことが好きな女の子の気持ちもわかるけど。
毎回こんなことに巻き込まれるのは嫌なんだけど...

