【完】恋なんてするものか!





そう言って、梓の体を押そうとしてもビクともしなくて。




「だめ。止まんない....」




「.......っ...」




「必死に声抑えて、可愛すぎ.....」




一向に止まる気配がない。




どうしよう、なんて考えてる暇もなくどんどん深くなってく口付け。




私の思考をストップさせようとしているみたいに、角度を変え何度も求める。






───キーンコーンカーンコーン....





その時、お昼休みの終わり5分前を告げるチャイムがなった。





一瞬、動きが止まった梓。




「チャイム.....な、鳴ったし、戻らないと......」




そう言って立ち上がろうとするが、梓は私の上からどく気配がない。




「あ、梓......?」




私から目を逸らさない。




キスをしたあとの、色っぽい目線で私の視線を独り占めする。





そして、ニヤリと笑みを浮かべると。




「これで、教室戻らないでずっとここにふたりでいたら、今以上に誰もこなくなるね...」




そう、私の目を見て言った。




「ぃ、いやぁ.....っ.....」





そして、私の太もものあたりを撫でるように触る。