【完】恋なんてするものか!





教室に戻り、これからの話を聞いた。




高校3年生にあがったため、受験や就職についての話もされた。




担任の先生の話を聞き、今日は午前で放課になった。




明日から本格的に、高校3年生としての生活が始まる。




ワイワイと賑やかな教室で、美華と雑談をしていると、




「おまたせ~。」




梓が教室にやってきた。




今日は午前で終わるから、一緒に遊びに行こうと約束をしていたのだ。




私たちの机の近くにやってきた梓を見て、




「いいなぁ。愛しのダーリンが迎えに来てくれるなんて。」




と、少し拗ね気味の美華。




そうちゃんは私たちのひとつ上。



3月で卒業してしまったため、もうこの高校にはいないのだ。





「美華、元気だしてよ~!」





「別に、今日会う予定だし?いいもん!」




そうちゃんのことになると、急に女の子らしくなる美華。




そんな美華が、可愛くて可愛くて仕方ない。




私が男だったら、絶対自分のものにしたいな。





「今日会えるんだね!」




「そう!夜、ご飯食べに行く!」




そうちゃんは地元の大学に進学。




学校は別になっちゃったけど、会えない距離ではないからこうやって度々会ってるらしい。





「いいじゃん!楽しんでおいでよ!」





「ありがと!!」





「じゃあ、またあした!」





「香澄も楽しんできてね!」




美華とは教室でわかれ、梓とふたりで教室を出る。