【完】恋なんてするものか!





「正直、キスも断られると思ってたから。まさか、私もなんて言われると思ってなくて。」




そう、だよね。



私もまさか、今日告白することになるなんて思ってなかった。




だけど、今日は割と自然に自分の気持ちを言葉にできた。



「今、すげードキドキしてる。俺。くそ恥ずかしいけど、めっちゃ嬉しい。」



私も、ドキドキしてる。




だってやっと気持ちが繋がったんだもん。




今までのもどかしい関係から変わることができた。




「梓....好き。」




「お、お前なあ!!不意打ちはダメだろ!!」



なんか、戸惑って、照れてる梓がとてもかわいくて。新鮮で。



ちょっといじめてみたくなった。




さっきより顔が赤くなった梓。



「す、き.....」



「いつからそんな小悪魔系になったんだよ!」



なんか、好きって一度好きって言ったら。



なぜか気持ちが止まらなくて。



ああ、もう本当に好きだ.....どうしようもないくらい。




「そんなに俺のことが好きなの?」




「え?....うん。」




「じゃあ、俺に香澄からキスしてよ。」




「....え、なんで?」




「好きなんでしょ?不意打ちで俺に好きって2回も伝えるほど。」



照れてる梓が可愛いな、なんて梓のことをからかったのはいいけど。



すかさず梓が反撃に出てきた。