考えたくないことまで考えさせられて。
本当、いい迷惑!
頭の中にいるあいつを消すため、お風呂に入った。
「はぁ.......」
あいつが違うクラスとか、学年が違うとかならまだよかった。
そしたら、あんまり顔を合わせなくてすむし。
同じクラスの上、隣の席?
明日学校に行っても、絶対に顔を見なきゃいけないし。
で、でも!
きっと明日からもまた、違う女子といちゃいちゃしてるだろうし。
私とあったことなんて忘れてるよ。
だから、気にしないことにしよ。
忘れよ。
考えてたって何も始まらない。
どうせ向こうは、何も考えちゃいないんだから。
いつも通り、お風呂に入ってご飯を食べて、布団に入った。
特に眠れなくなることもなく、ぐっすりと夢の中に入った。
次の日。
朝ごはんを食べて、準備を済ませた。
「行ってきます!」
そしていつも通り、家を出た。
何もかもいつも通り。
今までとなんら変わりはない。
なんの変哲もない日常。
「香澄!おはよ!」
「おはよ!」
教室について。
美華と挨拶を交わして。
二人で雑談して。
「昨日は、どーも。」
何もかも、変わらない日常.........!?
「はあっ!?」
左隣から聞こえてきた声。
そこには、今登校してきたであろう黒河の姿。
いや、そこまではわかる。
同じクラスだし。
隣の席だし。

