【完】恋なんてするものか!








可愛らしく笑う栗原さん。





その笑顔に裏なんてないだろう。







女の子からも男の子からも好かれるタイプだと思う。






栗原さんを色で例えるなら純白。





黒さなんてどこにも見当たらないくらい真っ白。







こんな可愛くていい子が梓の幼馴染か......






私に勝ち目なんて、ないなー。





こんな子に告白されたら、誰だって受け入れる。







..........栗原さんの顔見れば、分かるよ。






この子は、梓のことが..........








「ん?私の顔、なんか付いてる?」






「えっ?あ、いや、ごめん、見とれすぎた。」







「え!?......あはは、香澄ちゃんて、可愛いんだね!」







栗原さんの顔を見つめながら、考え込んでしまっていた。






「い、いきなり可愛いなんて。」






何でそんなことになったのかは不明だけど。






「可愛いなんて、程遠いよな!」







「はあっ!?余計なお世話よ!!」






なーんであんたにそんなこと言われなきゃいけないのよ!






どうせ私は、可愛くないし?女の子らしくもないですよーだっ!!







たとえ私が自分のことを悪く言ったとしても、他人のあんたから言われる筋合いはないんだからね!!!








「ふたりは、仲がいいんだね!」






「どこがっ!?」「まーな。」






え!?





声そろってたけど、梓のやつなんて言った?