見守ってくれなくて結構。
これから先、なんの展開もありませんから。
楽しかった修学旅行は本当にあっという間に終わってしまった。
気づけばもう、沖縄から飛び立ち空の上だった。
なんか........色々ありすぎた修学旅行だった気がする。
思いかえせば、ほぼ梓のとのことなんだけど。
隣で優雅に寝ているけどさ!
てかなんでまた隣?
呆れて何も言えないんだけど。もはや。
私も、なんか眠くなってきたかも......
楽しかったけど、やっぱり慣れないところでの寝泊まりは疲れもたまる。
飛行機に乗りながら、私は夢の世界へ入っていった。
***
「........ぃ......おい、香澄。」
「.....んっ.......」
遠くから聞こえた声に、うっすら目を開ける。
「ぎゃあっ!!」
「ぷっ、なんだよその反応。」
だ、だだ、だって!
私、いつのまに梓の肩に頭乗せて寝てたの!?
少し寝ぼけていたのが一気に目が覚めた。
なんという失態!!
私の反応見ながらニタニタしてるし、片方隣の美華も同じ表情。
「あれだけ黒河くんとは何もないとか言って~、案外大胆なのね♡」
や、やめてくれー!
これは、違うじゃん!事故じゃん!
私の意思じゃないじゃん!
「まじ、可愛すぎて鼻血出そうだったわ。」
調子乗ったこと言ってんじゃねーー!!
1ミクロンも思ってないくせに!
チャラ男発言やめてよね!

