でも別に体調悪いとかはないし。
今更になってちょっと眠くなってきただけで。
美華たちとテーブルに座ってご飯を食べ始める。
食べているときもなんだかそわそわ。
落ち着かない。
梓のことを考えては、ドキドキして、頭の中でかき消して。
だけどやっぱり考えて、そんなことの繰り返し。
「ほら、ダーリンのお出ましだよ!」
「ぐ......っ......」
ご飯を食べていると、いきなり美華がそんなことを言ったものだから、軽く喉に詰まらせた。
あいつの名前を聞いただけで、こんなに反応してしまうだなんて。
ちょうど、私たちの隣が空いていたから梓と矢島くんは同じ班でもある私たちの隣にやってきた。
「.....」
き、気まずすぎる!!
なんなのこの空気!
いや、おかしいのは私だけか。
周りは至って普通。
私がひとり、意識してドギマギしてるだけ。
隣にいる梓の顔を見ようにも見られないし、声をかけようにもかけられない。
「朝からガッツいてんね。」
「は、はあ!?」
変な空気にさせるわけにも行かないと思い、あえて何も言わずに静かにご飯を食べていたら、隣から聞こえてきたのがその一言。
やっぱりあんたはいつも通りなのね.....
変に緊張してた私が馬鹿だったかも.....
なんて思っていたのも束の間だった。
「ちょっと、ちょっと!あんたら昨日の夜どこで何してたのー?」
小声でニヤニヤととんでもないことを発したのはもちろん美華で。
「ほんとだよな。消灯時間すぎてから抜け出すなんて、お前らもしかしてもうできてるとか?」
それに便乗してきたのは矢島くん。
興味津々で同じことを思っているであろうあおいちゃんとゆうのちゃん。

