........何でこうなるかな......
右肩に感じる重み。
私の肩に堂々と頭を乗せて、爆睡しているのはもちろん梓。
男子と座ればいいものを、なぜ私の隣を選ぶかな。
友達いなくなるよ、そんなことしてたら。
左隣の窓際に座っている美華は二タニタと笑ってる。
三人用シートに、私と美華。そして梓で座っている。
通路を挟んだ反対側には矢島くんと、あおいちゃん、ゆうのちゃん。
矢島くんと隣に座ればよかったのに。
なーんでわざわざ私の隣になんて来たんだか。
ことごとく理解不能だ。
「ラブラブですねえ~。相変わらず。」
「まーじで、肩凝りそう。」
そんな可愛い顔して寝られたら、無理やり起こすなんて意地悪、できるわけないじゃん。
なんなのよ。この起きてる時と寝てる時のギャップは。
「私はこれから3日間も蒼介くんと会えなくて萎えてるっていうのにー。」
あれから美華はそうちゃんととてもラブラブで。
私と梓のことなんて言えないくらい。
私はラブラブしてるつもりなんてないってことは忘れないで欲しいんだけど。
「じゃあこなければよかったじゃーん!」
「それとこれとは話が別でしょ!」
いや、一緒でしょ!
別なはずがないでしょ!
本当、恋する乙女なんだから。

