美華に彼氏ができた!!
もう自分のことのように嬉しい。
顔をほんのり赤く染めながらモジモジと女子力を発揮している美華。
ああ、可愛すぎる。
「絶対長続きするよ!ふたりのこと知ってるし、私が保証する!」
「ふふっ、ありがとう。香澄。」
大切な美華だもん!!
大親友だもん!!
当たり前だよ!
「だから今度は香澄の番だよ!」
「な、なにそれ。」
「香澄も早くゴールインして、ダブルデートしようねっ!」
私に彼氏ができるのなんて、いつになることやら。
もしかしたらこれから先、私のことを好きなんて言ってくれる人現れないんじゃないかな??
こんな性格だしね!
男子ってやっぱりふわふわしてて女の子らしい子好きになるじゃん?
私はそういうタイプには程遠いからなあ。
「何10年先になるか分かんないよ?」
「大丈夫!あと数ヶ月、早くてあと数週間だよ!」
「なにが大丈夫で、何を根拠にそんなこと言うのよ!」
「ふっふっふっ。私の恋占いは絶対よ!」
占いなんてしたことないくせに。
不敵な笑みを浮かべる美華に苦笑いしかできなかった。
***
「さてー、修学旅行まで1ヶ月を切りましたがー.......」
高校2年生、いや高校生活最大のイベントだと言っても過言ではない修学旅行。
今までちょこちょこと話は進んでいたが、それも現実味を帯びてきた。
1ヶ月後に迫った修学旅行。
クラスメートはみんな待ちきれない様子だ。

