せっかく午前中で終わったわけだし、さっさと帰らせてくれないかな。
しかし、そんな簡単にも行かず。
「話したいことがあるんだけどお、このあとちょっといいかな?」
「嫌だ。」
「えー?なんでー?」
なんでって言われたって......
あんたと話すことがないからに決まってんでしょ。
あんたとなんか話したくもないわ。
「このあと用事があるので。」
嘘でもつかなきゃ引き下がってくれない勢いだ。
それでも食い下がらないミナ。
「ほんのすこーしでいいんだ!ねっ!いこ?」
と、無理やり私の腕を引く。
行くって!どこいく気!?
人の話聞いてた?
用事あるって言ってんじゃん!嘘だけど。
それなのになんなの!この自分勝手すぎる女は!
結局、渋々ついて行った私。
いろいろ引き伸ばされるより、さっさと話聞いておわらせよ。
連れてこられたのは学校の中庭だった。
何でせっかく校門出るところまで来たのにまた戻ってこなきゃいけないの......
午前放課のため、学校には先生とこれから部活の生徒、その他チラチラと生徒が見えるだけだ。
「で?手短に頼むわ。」
「じゃー、お言葉どおり単刀直入にいうね?」
その、ブリブリした感じどうにかなんないわけ?
誰に対してもこんな感じなの?
「梓と、別れてくれる?」
やっぱり梓のことか。
てか!
「どっから湧き出た話か知らないけど、付き合ってなんかないけど?」
なんで私が梓と付き合ってるってことになってるわけ!?
おかしすぎる!!
誰よ!根も葉もない噂流してんの!

