【完】恋なんてするものか!







でも、なんとなく重い雰囲気なのは、そうちゃんの声のトーンとか、表情がとても真剣だからだと思う。







「じゃあさ......」と、いうとグッと私の顔に近づいた。







「俺が好きって言ったら、受け入れてくれんの?」






と、私の目をしっかり見据えて。







いきなりの出来事に反応が遅れる。






「......え!?」





な、なにこの状況。






「か、顔近いよ......」






「答えてよ。俺が好きって言ったら受け入れてくれるの?」








クイッと私の顎を持ち上げ、私の視線を独占する。







「好きな人、いないんだよね?」







「そ.....れは.......」






「今は俺のこと好きじゃなくていい。だから、俺と付き合って?少しずつ好きになってくれればいいから。」







そういうと、目を伏せながら顔を近づけてくるそうちゃん。






え.....ど、どど、どうしよ.......







ゆっくり顔が近づいてくる。







「~~~~~っ........嫌っ!!」







私は力いっぱいそうちゃんの体を押して離した。






その反動で、私は尻もちをついてしまった。







地べたに座ったまま俯いていると、目の前に手が差し伸べられた。






上を向くと、可笑しそうに笑ったそうちゃん。







そうちゃんの手を握って立ち上がる。






「そう、その意気だよ!」






「え?」






頭がついていかない。





な、何が起きているの?






どういう状況!?