【完】恋なんてするものか!







なにがあったって、ずっとつきまとってくるんだって思ってた。







私がどんなに突き放したって、ヘラヘラして私の隣にいてくれるって安心しきってた。







認めたく.......ないけど.......







どんなにひどい言葉かけても。






どんなに冷たく突き放しても。







ずっと、私を追いかけてきてくれるって。






そう思ってた。






なのに、あっさり距離を置かれたから。





どうしたらいいのか分からなくて。







嫌われたかな?って。





もう愛想つかれたのかな?って。






他に気になる女の子できたのかな?って。





そんなことばっかり頭に浮かんできて。






もやもやして。ソワソワして。







「だけど、今日の水着姿見たら可愛すぎてどうにかなりそうだった。やっぱり離れられねーって思った。」






甘い言葉をかけるのが上手で。






女の子が喜ぶ行動や言葉を知っていて。






そんなやつにコロコロと転がされてる自分に腹が立つけど。





それでも、そんなあいつの策略にまんまとのせられているわけで。







「そんなこと言うってことは、俺に惚れた?」







私がこんな軽い男に?






ヘラヘラして、いろんな女を手玉にしてきたこんなやつに?






ありえない。




考えられない。







いつだって平常心でいられたの。





男のことなんてただの友達だとしか思ったことない。






嫌われたらどうしよう、とか。




考えたことない。