【完】恋なんてするものか!








レジャーシートに座り、頼んだものを食べていると、美華が帰ってきた。








「幸せ者だね、香澄は!」






なんて、よくわからない言葉をかけてきた。







「何話してきたの?」







「んー?内緒☆」






バチっとウィンクを決め、可愛らしくいう。







そんな、ウィンクして可愛く言ったって、気になるものは気になる!!








どんなに聞いても教えてくれないから、モヤモヤしながらも聞き出すのは諦めた。







もう!なんなの!






梓といい、美華といいさ!!






私だけそんな仲間はずれみたいな!






ガツガツと、頼んだもお好み焼きを口の中いっぱいに詰め込む。







「そんな怒らないでよ!お互いのためなんだから!」







「なによ!ふたりしてさ!」






「時が来たらわかるって!」






どんな時よ!!






「ぐっ.......ごほっ、ごほっ......けほ......」






口の中に詰め込みすぎたのか、むせ返ってしまった。







ひとりで苦しんでいると、スっとそうちゃんが飲み物を差し出してくれてた。






それを飲んで、なんとか飲み込む。







「ありがと......」






「拗ねたとこも可愛いんだから。」






ポンッと頭に手を乗せる。







べ、別にすねてなんてないし?





ちょっと気になるだけだし......