【完】恋なんてするものか!







この日のために買った水着。






美華が似合うって言って選んでくれた黒のビキニ。






実際着て、ちゃんと似合うかどうか不安だ。







美華は、私が選んだパステルカラーの水着。






「美華、可愛い!似合ってるよ!!」






「本当~?香澄が選んでくれただけあるね!」






パチっとウィンクを決める美華。






私も着替え終わって、「ど、どうかな.....」と美華に恐る恐る感想を聞く。







美華は顔をパアッと明るくさせ、







「大丈夫!バッチリ!」





と、親指を立てた。






よかった!






荷物を持ち、男子達が待つ砂浜へと向かう。






レジャーシートを広げ、砂浜に場所をとってくれていた男子。






な、なんか.......ドキドキするな.......






一応、年頃だし、男子の水着姿とか、自分の水着姿を見られるとか、ちょっと恥ずかしいかも........







「「お、お待たせしました......」」






見事にハモらせながら男子の前に立つ。






「めっちゃ似合ってる!」





「よし、準備は整ったね!」






私達は4人して海に向かってダッシュした。






太陽が照りつける砂浜。






海の水が冷たくて気持ちいい。






「やばーーーーいっ!海ってこんな楽しかった!?」







「青春してるって感じ!!」






私たち女子は、誰にも負けないくらい元気にはしゃいでいた。







そんな私たちを微笑ましそうに見守るそうちゃんと柊先輩。