「そんな楽しみな香澄ちゃん!今から水着、見に行きますかっ!」
「まじで!行く!行く行く行くっ!!」
ものすごいスピードで残りの荷物をカバンに入れ、カバンを肩にかけた。
「ぶっ、単純だね、ホント。」
おかしそうに美華に笑われたけど気にしない!
私は美華の腕を引っ張りながら教室をあとにした。
***
「美華は、これがいいと思う!」
「えー!そんなフリフリ嫌だよ!」
「絶対似合うって!」
「香澄の趣味で選ばないでよね!」
「趣味じゃねーし!」
ショッピングモールにやってきた私たち。
お互い似合いそうな水着を選ぼうということになった。
だけど、私が美華に見せるものは全部却下される。
人の好みを考えてものを選ぶって難しいもんだな。
「あっ!これはどう!?絶対に似合うと思う!」
「それは可愛い!私も決めた!香澄はこれ!!」
お互い納得のいく水着を選び購入した。
水着を買えばもう準備は万端。
海当日を待つだけだ。
残りの一学期も頑張れる気がしてきた。
「絶対楽しいよ~!てか、楽しむ!」
「はしゃぎまくろっ!」
夏休みの楽しみを胸に、夏本番がやってきようとしていた───........

