【完】恋なんてするものか!







今年から大学に行くことになったお兄ちゃんは、春休みから一人暮らしを始めたから、一緒には住んでいない。






自分の部屋に行って、制服を脱いで着替える。





そして、部屋でケータイいじったりボーッとしたり、テレビを見たりするのが日課だ。





私が帰って2時間後くらいにお母さんが帰ってきて、その1時間半後くらいにお父さんが帰ってくる。






なんの変哲もない、普通の家族。





私の身長が高いのはお父さん遺伝だと思う。






お父さんは子供の自分が言うのもなんだけど、スタイルがすごくいい。





身長が高くて、細身で。





私はそんなお父さんの遺伝を引き継いでしまった。






お母さんは平均的な身長。




細いのはお父さんと一緒だけど。





お母さんが作ってくれたご飯を食べて、お風呂に入った。





髪の毛も乾かしたし、あとは寝るだけ。






ベッドに寝転んで、少しケータイを確認してから私は夢の世界に入った。






次の日。




「行ってきまーす。」




いつも通り音楽を聴きながら、学校までの道のりを歩く。





教室について、自分の席に座った。





「香澄っ!おはよう!」




「おはよーー!」




美華が登校してきた。




いつも通り、私が美華の方に振り返ってふたりで他愛のない話を始める。