あそこで感情的になんてならなければ、こんなことにならなかったのに....
「デートじゃないわよ!ただたんに、買出しに行くだけ!分かった!?」
「ぶっ、なんだよ買い出しって。」
笑ってんじゃねー!
デートなんて言えない!
付き合ってもない、好きでもないやつと買い物に行っただけで、デートなんて言わせるもんですか!
買い出しで十分よ!
「ちゃーんと、ミニスカート、履いてきてよね~~!」
「そろそろぶっとばすよ!?」
「おー、怖い怖い。ま、残りも応援してよな!俺も応援してっからさ!」
そういうと、バスケに出場するクラスメートの元に戻っていった。
嵐みたいなやつだ。
一気にやってきて、かき乱しで、一気に去っていく。
でも、ここだけの話本当は。
汗を流しながらバスケをして、ゴールを決めるとまだ幼い高校生の笑顔を見せるあいつが、少しだけ、カッコいいかな?なんて思ったり思ってなかったり。
ギャップ、てやつかな。
梓とデート、か.......
ちょっと想像してみる。
「気持ち悪っ!」
考えなきゃよかった!
ありえない!
私がミニスカートを履いて、あいつの隣歩くとか!?
考えただけで吐き気がするわ!
やめよう。
買い出しよ。
ミニスカートだって履くもんですか!
学校の制服で十分よ!

