「だからお前、光の席で寝てたの! 自分の席に戻れよ」 悠希が半笑いで言った。 「え?私の席どこ?」 「知るかっての」 「城井さん、こっちじゃん」 クラスの女子の一人が俺の席の隣を指さした。 城井って名前か… 「わわっ。ごめんなさい、光くん」 え、俺の名前呼んだ?