寝ているカノジョ



「ごめんっ!」


すぐに手を離した。

ちょ…俺何やってた?



「光くん大丈夫?
急に私のこと、こんなところまで引っ張ってきて」



そうか…俺が悠希とキスしてる仁奈を

無理矢理連れ去ってしまったのか。


でもなんでそんなことしたか思い出せない…


もう…何してんだよ俺…


「光くん大丈夫なら
私もう戻ってもいいかな?……」

気のせいか、本当にそうだったのか

分からないけど、

仁奈の話し方は少し冷たかった。


「悠希くんのところに…」



ドンッ!


俺は仁奈の肩を掴んで

壁に押し付けた。



「いっ…」