寝ているカノジョ




やめろ!

仁奈から離れろ!

あいつのファーストキスを

お前なんかにとられたくなかった!





だけど声が出なった…



なんだよ、これ……





スマホを持つ俺の手はかすかに震えていた。



怒りで震えるなんて

こんなこと今までになかった。





もう何も考えられなかった。


気付けば俺は二人の方へ駆け出していた。


それからあまり覚えてない。