寝ているカノジョ



『だって、光くん全然話しかけてこないし、
わたしの前だと、よく怒ってるから…』


そ、それは…

言われてみればそうかもしれない。



俺は女に話しかけるキャラじゃねーし、

悠希が仁奈に触ったりするから

仁奈の前でよく、悠希にキレてる…



「誤解だから、それ。」


『よかったー!
私本当はもっと光くんと仲良くなりたいよ』




それを聞いて俺の心臓は今にも

爆発しそうなくらい

バクバクと激しく鼓動した。



「……」



だって光くんが好きだもん!とか

そんな風に続きの言葉が来ないかなって

俺はキモい期待をして少し黙った。