寝ているカノジョ



「は?お前ふざけんのもいい加減にしろよ!」



俺の声にびくっとする仁奈。



やばい。

怖がらせたかも…



「いいよね?仁奈ちゃん~?
キスなんてこの先何回もすんだし、
ファーストキスなんてどれだったか忘れるよ」


俺は仁奈の顔を覗きこむ悠希の腕を

後ろへ引っ張った。



「仁奈、わかってると思うけど
ファーストキスなんて
そんな大事なものをお返しであげんなよ」



「仁奈ちゃん、俺が
ファーストキスの相手、やだ?」


悠希もしつけーな。



「えっと…」

仁奈の顔はますます赤くなった。



それを見た俺の顔も熱くなった。

多分真っ赤だろうな。だっせーの、俺。




「光くん!!」



え?