寝ているカノジョ




悠希は立ち上がった。

真剣な表情で俺を見た。



「光さ、前から思ってたけど…」


「それ以上言うな」

俺はとっさにそう言った。





悠希が聞きたいことはすぐにわかった。






――

仁奈のこと好きなのか?








好きだよ。







俺がそう言わなくても

悠希は俺の気持ちを悟ったようだった。



「そっか。わかった」

そうぽつりと言った。