寝ているカノジョ






教室に俺と仁奈しかいなくなって

俺は仁奈の前の席の椅子に腰かけた。



「仁奈?」

「……」

「お前、いっつも寝てんだな」


俺は仁奈の頭にそっと手を置いた。


「愛してる」







すやすや眠る愛しいカノジョに



そっとキスをした







【完】