寝ているカノジョ



「た、誕生日おめでとう…」

「あー…」

「ごめんね…11月25日だったのに…
私忙しくて…」


どうしよう…

まじで…嬉しい。


「覚えててくれたんだな」

当日何もなかったから、仁奈は

俺の誕生日なんて忘れてると思ってたし。


「もちろんだよ!あ、あのね…」


仁奈は紙袋をがさがさといわせると

中からマフラーを取り出した。


「プレゼント」


そういうと仁奈は俺の首にマフラーを巻いた。



「仁奈ちゃん、それ超高いブランドのじゃん」

悠希が目を見開いてマフラーをまじまじと見た。



「愛だよ」

仁奈はそう言った。