「あぁ?何?俺らとやるん?」 その場にいた男四人が一歩前へ詰めてくる。 「その前に、その二人、離してくんない?」 悠希は拘束されている、同じ班の女子二人を指さした。 「確かに、お前ら邪魔やしな。 ほらっ」 男二人に乱暴に離された女子二人が 慌てて俺たちの後ろへ回り込んできた。 「二人ともここから逃げて、先生よんで来て」 悠希が小声で女子二人に指示するのが聞こえた。 「ほらぁ~、やってみろや」 不良の一人がおだてる。 「光、お前は仁奈ちゃん連れて逃げてよ。 俺がやるから」