角を曲がると、染川の言う通り、 伊林や知らない男たちが4人ほどいた。 男のうち二人が、悠希の班の女子を拘束している。 その後、仁奈の姿が目に入った。 俺はその場で頭が真っ白になった。 うそだ… うそだ…… 「仁奈ちゃん!!!」 隣で悠希の声がする。 血だらけで横たわる仁奈。 制服のシャツはボロボロに破れ、 雨でぐちゃぐちゃに濡れていた。 「仁奈!」