寝ているカノジョ



「亜美ちゃんたちだけじゃなくて
知らない不良の男たちもいて…」


「…誰だよ、そいつら」


「亜美ちゃんたちの大阪の知り合いらしいの…
その後、そいつらと亜美ちゃんが、城井ちゃんに
暴言はいたり、暴力したり…」


やばい、想像しただけで、

俺の怒りが爆発してしまいそうだ。



「私たちすぐに止めたり、
誰かに電話しようとしたんだけど、
男たちが逃げられないように拘束してきて…」


染川はゆっくりと足を止めた。



「でも、私だけうまくすり抜けられたから
すぐに大橋に電話したの…

そこ、その角を曲がったとこ…」




「分かった。美香ちゃんは、残りの男子たちに電話して

俺たち二人じゃやばいかもだから」


悠希はそう言って鞄とブレザーを道端に投げ捨てた。


俺も鞄を下ろす。