寝ているカノジョ




「あいつはやめとけよ。
どうみても、お前のタイプじゃねーだろ」


「何?光がそんなこと言うとかめずらしーな~」



「しかも、お前クラス替えの日、
城井のこと椅子から突き落としてただろ」



「いや、最初はずっと寝てるからキモイ奴だと思ってたんだけどさ~」

悠希はスマホをいじりながら言う。

「あの起きた瞬間、まじかわいいと思って~。
俺まじで狙うから、お前協力しろよな」





妙な感情が沸き上がった。

むかつくというか、イラつくというか…



嫉妬?


焦り?



全てを合わせたような感情。



「協力?しねーし」