寝ているカノジョ



「とにかく、俺と山下は、
他の班の男子部屋に居候するから、
お前は城井を連れ込めよ!」

岡野が俺の肩をポンッと叩いた。


「後、先生たちには気をつけろ。
見られたら終わりだからな」






夕食の時間になり、

楽な格好に着替えた生徒たちが

大部屋に集まってくる。



俺は、岡野たちと座るテーブルを探していた。

その時、誰かが

俺の着ていたジャージの袖を引っ張った。


「光くん」

見ると仁奈が俺のそばに立っていた。


水色のパーカーに薄いグレーのジャージを履いている。


仁奈の部屋着…初めて見た…

なんか、新鮮で、かわいい……


「あ…、私の服…ださい?…よね…」

仁奈の服装をじろじろ見る俺を見て、

仁奈が恥ずかしそうに言った。