カップルのように見える二人に
俺はイラッとした。
その時、悠希と目が合った。
得意そうに顎を少し上げて俺を見ると
仁奈の耳元で何かささやいた。
くそ。
仁奈とべったりなこと、
見せつけやがって。
「なんだ~そっちの班も今から清水?
じゃあ、一緒に回ろうよ~」
悠希の班の女子がそう提案し、
賛成する俺の班の女子たち。
俺は賛成。
仁奈と一緒にいれるから。
でも、反対の奴がそこにいるだろ。
「え~、でも、人数多くなって
他の人の邪魔にならない~?」
ほらな。悠希はもちろん反対だ。
「いいじゃん、大橋ー!ちょっとだけじゃん」
そんなわけで、少しの間仁奈のそばにいれることになった。
