寝ているカノジョ



俺たちの班は、河原町周辺で、

女子の行きたいところを回ることになった。

化粧品が売ってる何とかやって店に行ったり、

有名なお茶屋で抹茶パフェを食べたり…




あー!つまんねー!


この辺も何十回と来たことあるし、

女子の買い物や食べ歩きに付き合ってるだけで

何にも楽しくねーよ!

まぁ、女子の中に仁奈がいれば、

別にいいんだけどさ…


仁奈は今頃何してるかな…?



俺が終始黙ってると、女子の一人が

俺の気持ちを察したらしく

「私たちばっか行きたいとこ行ってごめん。
男子たち、どこか行きたいとこある?
まだ時間あるし…」

と、気まずそうに言ってきた。


それを聞いて、岡野が答える。

「せっかくだし、俺、清水寺行きたいんだけど」