君の幸せ、ただそれだけを。下







…そう言って笑う慶斗先輩を見て、

慶斗先輩のことを好きになりたいって。



…そう思ったことは秘密。






慶斗先輩。


あたしを星也から離させてください。





慶斗先輩を好きにならせてください。







あたしまだ星也を諦めれそうにないの…。




本当は星也に好きになってもらいたい。


そしてつき合いたい。





…でも。



あたしがずっと星也を想ってても、


星也があたしのことなんて見向きもせず、

悠ちゃんのところに行ってしまったりしたら…って。



…自分は、傷つきたくないの。




だからあたしのことを好きでいてくれる慶斗先輩のことを好きになりたいって。


あたしの力では慶斗先輩のことを好きになれないと思う。


だから慶斗先輩、

あたしのことを好きにさせてみせて。





…そう思ってるあたしは最低だね。