君の幸せ、ただそれだけを。下










「…ごめん」




星也はキスをやめ、あたしの目を見て言った。




最後までされると思っていたあたしは、少し気が抜けた。






「彩香、ごめん。


んなことする俺だから悪ぃんだよな…」





また自分を責める星也。






…そんなに悠ちゃんが好きだったのか。



そう思ってギュッと胸が締め付けられた。






「んな自分を責めないでよ。


あたしは…

今までの星也が好きなんだから。



笑ってよ。今はまだ笑えないかもしれないけど。


あたしが笑わせるから、笑って?



星也には笑顔が似合ってるよ」