君の幸せ、ただそれだけを。下









…だってあたし、決めたんだもん。




星也と悠ちゃんが幸せならそれでいい。


でも星也が笑えないならあたしが笑わせるって…。






「…え、彩香?」




「いいよ。あたし。


星也のものになっても。」






「まじで言ってる?


んなこと言ったら本気で俺のもんにしちゃうよ…?」





なに言ってんの、星也?



星也が言ったんじゃん。

俺のもんになってよって。



あたしは星也に笑ってほしいから。





それに…

今星也があたしのことを必要としてくれてることがすごく嬉しいの…。






「だから星也のものになってもいい…」



あたしが言い終わる前に星也は抱きしめていた腕を強くしてから、



あたしの唇にキスをした。