ティアラ

――親近感がわいた。

――あの百瀬美和は、自分たちとそんなに変わらない普通の女の子だった。

――見捨てられたら、と泣いてるところに同情した。


票をくれた生徒たちは、取り乱したあたしに好感を持ってくれたらしい。


「殴ったこと、ちゃんとあの子に謝りなよ」とささやく、直子。

涙目になるあたしは、何度もうんとうなずいた。