ティアラ

篤紀はふうっとため息をつき、あたしが買ってきたゼリーを食べ始める。

「ごめんなさい」

呆れている態度を見て、もう一度謝った。

篤紀は足を曲げているあたしに、素っ気なく「パンツ丸見え」と口にした。

慌てて隠すと、彼はそばにある制服の上着を手渡してくる。


「もういいじゃん」

足に上着をかぶせているとき、篤紀はため息混じりにそう言った。

目を向けると、彼は首に手を置きながら、こちらを見ている。

「誰が何と言おうが、お前が俺の中で1番ってのは変わらないんだからさ」