ティアラ

「……いいんじゃない?」

そんな小さな音で起きるとは思えないけど。

嬉しそうな顔をする彼女にうなずきながら、くすくす笑う。

直子は満面の笑みを浮かべがら、レジへ向かった。

……楽しそうだな。

待っているとき、あたしはある物に目をとめた。

「……懐かしい」

手に取ったのは、白い紙粘土。