私も一緒に莉子ちゃんと寝てしまっていたのか莉子ちゃんの鳴き声で目が覚めた。
「莉子ちゃん目が覚めたかな?」
そう言って私は莉子ちゃんを抱っこした。
すると薫さんが二階に上がってきた。
「優子ちゃんありがとう!」
「実は莉子ちゃんと一緒に寝てたんだ。
鳴き声で目が覚めたんだけど四十分くらい一緒に寝てたよ。」
「じゃあ今から莉子をお風呂に入れようかな。今お湯も溜まったし。」
「赤ちゃんはお風呂が大好きだもんね。」
そう言って薫さんは着替えを用意して莉子ちゃんとお風呂に入った。
私もリビングに行くとまだ三人は飲んでいて楽しそうに笑っていた。
私はお母さんの手伝いをして、莉子ちゃんを途中で浴室に迎えに行き、着替えをさせた。
「莉子ちゃんの肌はツルツルで羨ましいな。」
そう言いながら着替え終らせた莉子ちゃんを抱っこしてほっぺたをスリスリした。
すると莉子ちゃんはまた笑った。
そしてお風呂から上がった薫さんが二階に来て莉子ちゃんに母乳をやると、お風呂上がりだからオッパイがよく出るらしく莉子ちゃんはゴクゴクと飲んでいた。
そしてたっぷり飲んだ莉子ちゃんはオッパイを飲みながら寝てしまった。
時計を見ると二十時を過ぎていた。
明日も仕事だからそろそろ帰らなきゃな。
「明日も仕事だからそろそろ帰るよ。薫さんまた遊びにくるからね!莉子ちゃんもまたね!」
「ありがとうまた来てね!」
「うん!」
私は二人に別れを告げて一階に降りてリビングに行った。

