「まぁ橋本さんには俺の秘密を知られてるし、恋人の振りはするけど役にたてるか自信はないよ?」
「それでも…いいんです!それに羽月は昨日にマンションの前で私と白崎先輩が抱き合って頬にキスをしたの見てますから。
あ、後、勝手にキスしたのは怒ってますからね?」
「その割には顔が真っ赤だったし本当は俺にドキッとしたんじゃないの?」
意地悪そうに笑いながら言う白崎先輩は本当にバイなの?と疑ってしまう。
「そ、そんな事はないですから!」
「でも俺、女も男も両方好きになれるって事をわすれないでね?橋本さんを本気で襲うことだって出来るんだよ?」
「え?」
「それは冗談だけどね!それより恋人の振りをするなら彼に一応、挨拶しといたがいんじゃないの?橋本さんが本当に羽月くんとは付き合えないって思うなら。今日でもマンションに顔をだそうか?まぁ俺が羽月くんに興味があるんだけどね!」
白崎先輩って楽しんでない?
羽月をみて気に入って本性を出さなければいいんだけど。

