夜まで待てない




私達は車に戻るとそのままホテルに行って羽月に愛された。


ホテルを出たのは二十時で、マンションに着いたのは二十二時だった。


引き出物をテーブルに置いた。


「やっぱ疲れるな?」


「そうだね…もう羽月が手加減しないからだよ?」


「仕方ないだろ?今日は特別で、生きてきた中で最高に幸せな日なんだから。」


そう言われると私も同じだ。


私達はホテルでお風呂に入ったから後は着替えて歯磨きをするだけだ。


「そろそろ歯磨きをして寝ようか!」


「だな!」


流石に眠くなったし明日は仕事だ。
私達は歯磨きをして羽月の部屋に向った。
中に入ってベッドの前に着くと羽月は私をベッドに座らせた。


「優子、目を瞑って?」


「何?」


「いいから!」


言われた通りに私は目を閉じた。


何かゴソゴソしてる音がして私に近づいてくると羽月は私の左手を取って…


「目を開けて!」


そして私は視線を左手に落した。


「これは…」


「婚約指輪だ!」


まさか指輪を買ってるなんて思わなくて驚きと嬉しさで涙が出てきた。


「おい、泣くなよ?」


「だって…」


「一生幸せにするから…」


「ありがとう」


そう言って私に羽月はキスをした。








【完】