何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

~赤夜side~

誘ったのはいいけど何話そうかな……。

「赤夜は今まで何処で何をしてたの?」

「私は身を隠してた。西松院に見つからないように……」

そんな悲しそうな顔をしないで。

私も悲しくなるから……。

「心配してたんだよ? 赤夜が死んだと思ってたし……」

「ごめん……」

私はそういうしかなかった。

他の言葉なんて思いつかないから……。

「謝って欲しくって言ったわけじゃないから」

ソウ、少し怒ってる……。

「怒ってないよ」

言ってないのになんで分かったの!?

「赤夜とまた会えたから」

そう言ってソウが抱きついてきた。

「これからは離れていかないで……?」

「もし離れていったら?」

「僕が僕じゃなくなってしまう……」

震える声でソウが言った。