何度、生まれ変わっても~幕末の時代~

~潤弥side~

あのお夏が来て一月ぐらいがたったか……。

そろそろ動いてもおかしくないな……。

「潤弥様」

羅无が声をかけてきた。

「どうした? 何か掴めたか?」

羅无は小さく頷いた。

「昨夜お夏が西松院と接触しました」

「そうか……。ご苦労だった」

俺がそう言うと羅无は首を横に振った。

「貴方様方のお役になれるなら我々は何でも致します。……しかし赤夜様は我々には命を与えてはくれません。あの方はお優しすぎる……」

お前の気持ちは分からなくもない。

赤夜がお前らに命を与えないのはきっと……。

~side end~