響也side
祥太が着替えに自室に行った後〜
「…で、どうだった?」
「相川カンパニーに行きましたところ、社長はお忙しいとの事でお会いすることは出来ませんでした」
「そうか…。こう言ってはなんだが…やはり祥太が頼りだな」
ーガチャ
「祥太…ちょうどよかった。
あの子と、話できたか?」
「…すみません。やはり、千里と離れたくない、と」
千里?ああ、神宮寺財閥のか
「…婚約者の子か。…そうか
…相川を、潰せれば簡単なんだがな」
「えっ…」
ぼそりと口から出た言葉に
祥太が小さく反応した。後…
「ご主人様!それは…」



