あの日は、一日中屋敷で仕事のはずだった


だけど、ある事が気になってしまって
全然仕事に集中出来てなくて


そんな俺に父さんが休憩くれたんだ


「仕事になってない。少し頭冷やしてこい」って


で、お金をいくらか渡されて


「ついでになんか飲み物。おれのもな」


ついつい笑ってしまった


「父さん、ありがとう」


俺は屋敷を出て店が並んでる通りにきた


その後、適当にぶらぶらして繁華街に着いた


あいつらに会ったのはその時だ


「なぁ、そこの兄ちゃん」


「ちょっと遊ばねえ?」